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2009年05月25日

運天港は今帰仁城に近い港

運天港は今帰仁城に近い港です。残念ながら、今帰仁城からは、山かげになっていて見ることはできません。
運天港には、番所跡があります。番所とは、琉球王国時代に首里城から公用文書などを伝えるための、中継地点です。
運天番所は今帰仁城へ伝令が行くときの中継地点だったのです。今の役場と考えてよいでしょう。

当時は船による海上交通が中心ですから、港に番所があるのが自然なのです。特に、運天港には外国船をはじめ多くの船が入港したので、大変重要な番所だったと想像がつきます。

運天港に入港したのは、中国と朝貢貿易をした進貢船、薩摩の軍船、バジルホールの乗った外国船などなど、歴史上の重要なできごとと関わりがあります。
伝説では、源為朝(ためとも)が渡来した場所でもあります。

さらに、無名の古墳群、按司の墓、今帰仁監守の葬られている大北墓(うーにしばか)があり、琉球を今に伝える地域なのです。

現在は伊平屋島、伊是名島を結ぶフェリーが発着。以前は、古宇利島を結ぶ渡し船が発着しましたが、橋の完成と同時に渡し船は廃止になりました。
運天港は今帰仁城から車で15分くらいのところにあります。
手作りの案内板
手作りの案内板がある。


コバテイシの大木
コバテイシの大木、苔むしている。




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