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2011年07月26日

名刀 千代金丸

千代金丸は琉球国王、尚家に伝わる宝刀のひとつ。琉球国王尚家関係資料のひとつとして国宝に指定されています。(2006年)
那覇市歴史博物館に展示されていると思いますが、この刀が今帰仁城の伝説に登場します。

北山王攀安知(はんあんち)は武力にたけていましたが、中山軍に滅ぼされてしまいます。もはやこれまでと、御嶽の霊石を切りつけ自害してしまうのですが、そのとき、刀を志慶真川に投げ捨てます。後に伊平屋島のひとが海岸で刀を拾い、王家に献上したというはなしです。(この伝説はあまりにも有名でWikipediaにも登場する)

この刀は鑑定では古琉球の時代、つまり攀安知王が存在した時代に創られたようですが、しかし、なぜ、伝説の舞台が今帰仁城なのかはわかりません。だから伝説なのでしょうか。
攀安知王が切りつけた霊石は昭和のころまであったそうですが、いまは紛失していて今帰仁城にはありません。

攀安知が切りつけた霊石のあったとされる御嶽、テンツギのカナヒヤブと呼ばれる。
攀安知が切りつけた霊石のあったとされる御嶽、テンツギのカナヒヤブと呼ばれる。




参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E4%BB%A3%E9%87%91%E4%B8%B8
目からウロコの琉球・沖縄史


タグ :千代金丸

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