今帰仁城、史跡追加指定される
今帰仁城は史跡追加指定されることで、県内最大級のグスクとなりました。
追加指定されたのは、城壁の外側に広がる周辺遺跡の部分。面積は11.5ヘクタール。
合計すると、史跡総面積は約19.7ヘクタールとなりました。
追加された部分は、集落跡、拝所、出城(見張り台)、登城道がセットになって残っています。王を支える側近から一般民衆の住まい、まつりごとを行う祭祀空間、今帰仁城に至る昔ながらの道などが、保存状態が良いまま残っています。
北山王国がどのように形成され、王を頂点とする人々の生活がどのように営まれたのか、今後の調査で解明されていくのでしょう。
雄大な城壁はひとびとの目にどのように見えたのでしょうか。
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